みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

読者のみなさまは、スマート家電やスマートスピーカーを上手く活用されているでしょうか?私はせいぜい、プラグで照明のコントロールをしたりする程度にとどまっており、スマートスピーカーに至っては各社の製品があるにも関わらず、ほぼ使用しない状態が続いています。

過去には、IR リモコンと当時は呼ばれていた BroadLink RM mini 3 で、天井照明やエアコンの制御を行っていたこともありますが、デバイス側に色々なゴタゴタがあって以降は、全く使用していませんでした。

しかし、最近になり HomePod が Matter 対応を発表し、「久々にスマートホーム化でもするか」と思えてきたので、手始めにスマートホーム化の肝となる SwitchBot ハブミニ を購入してみました。

・開封

パッケージ

内容物は本体と説明書類、ケーブル

本体

裏面

・MicroUSB?

今回、特に何も考えずに本製品を購入したため、本製品がどのように動作するのかを全く気にしていませんでした。

MicroUSB ポート

そのため、箱を開けてビックリ、本体への給電がまさかの MicroUSB であることに驚愕しました。

そもそも、本製品の発売年数を考えれば当然なような気もしますが、近年ではこのようなデバイスでも USB-C を採用する傾向にあるため、2023年にもなって新たに MicroUSB を採用するデバイスを購入するとは思いもしませんでした。

USB-A – MicroUSB

また、付属の給電用ケーブルがまさかの USB-A – MicroUSB となっており、USB-A 充電器を全廃してしまった都合上、非常に困惑しました。本体ポートの USB-C 化ができないのであれば、せめてケーブル側だけでも USB-C 化しておいて欲しかったと思います。

とはいえ、こういうことを言っていると「お前の環境が異常なだけ」とよく言われますので、大人しく USB-C – MicroUSB ケーブルを用意して使用しています。

・セットアップは楽々

開封前にゴタゴタがあったものの、セットアップ自体は本体に電源を供給し、アプリを設定するだけです。

そのアプリも、起動してホーム画面の「+」マークからデバイス(本製品)を追加するだけでハブミニ自体の設定は完了します。本体の設定が完了した後、制御したい機器のリモコンの情報を学習させれば、使用準備は整います。

なお、音声によるコントロールは、スマートスピーカーとの連携が必須となり、この設定もアプリから簡単に行うことができます。全ての設定において、専門的な知識を求められたり、関門となるような難しい点はなく、表示される案内に従えば大抵の場合は問題なく使用できると思います。

・照明とエアコンを制御

スマートホーム化あるあるですが、意外にもリモコンで制御するものがなかったりします。

今回は直置きで使用してみる

筆者の場合、寝室に設置したため、天井のシーリングライトとエアコンの2つだけの登録となりました。個人的には加湿空気清浄機の制御も行いたいところですが、これ自体がリモコン式ではない上、空気清浄機を切ることが滅多にないため、今回はスマートホーム化を見送りました。

わずか2つの登録となりましたが、寝る前に別の部屋からエアコンを稼働させたり、Alexa のアクション機能を利用して「おはよう」というだけで、電気がつき、エアコンが切れるというのは朝の手間が省けて便利です。

・総評

便利ではあるが、なくても良いとは思う。

本製品を数週間使用してみた感想としては、これくらいのものです。というのも、複雑な自動化をしなければリモコンを押した方が楽な場合もあり、特に朝などは「発声するのがツラい」「喋っても聞き取ってもらえない」などの問題に遭遇することがあります。

そのため、現時点では就寝前に部屋の温度を調節する程度にしか使用しておらず、「それならなくても良くない?」と感じます。

もちろん、テレビなどのリモコンで操作する家電が多くある場所や、意識と声がはっきりしている場面では有用に使用できるでしょうし、本製品には Switchbot から販売されているセンサー類などのハブとしての機能もあります。

そのため、一概に必要性を語ることはできませんが、購入前にどのように使用するかは熟考した方が良いと思います。

SwitchBot ハブミニ

最終更新日:2023年12月10日

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